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  • 食物連鎖・・・2016/02/07 at 5:17 PM

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    マイクロビーズをご存知ですか?マイクロプラスチックとも言いますが、その名の通り直径が1ミリにも満たない極小の化学物質です。我々の生活の中では洗顔用スクラブや化粧品に多く含まれますが、合成繊維の洋服を洗濯した際に剥がれ落ちていたりもします。肉眼では全く見えない大きさなので、洗濯時にフィルターなどで回収する事もできず、そのまま下水を通して海へと流れています。この小さな物質が、今非常に危険であると言われています。

     マイクロビーズの素材はポリエチレンやポリプロピレン、ポリスチレン等であり、これらは海に流れ出た後に残留性有機汚染物質と呼ばれるダイオキシンやベンゼンなどの毒素の強い物質を高濃度に蓄積するというとんでもない性質を持っています。しかも天然素材の物と比較すると驚くほど劣化、分解するまでに時間がかかる為、長い間海中を漂います。そして大きさが動物性プランクトンと変わらないほど小さい為、これらを貝や魚が誤食します。消化できない人工素材ですから内臓に蓄積し、貝や魚が死ぬだけでなく、食物連鎖により更に大型の魚類などが捕食し、それらを人間が食べるという極めて危険なループがすでにじわじわと始まっているのです。調査によると現在世界中で排出され海中を漂っているマイクロビーズの量たるや、毎年年間約20トンずつ増えているそうです。目に見えないほど小さいものなのにこの量…

     昨年末、オバマ米大統領が『マイクロビーズ除去海域法』という法案に署名しアメリカでは法律が成立しました。アメリカでは2017年7月からスクラブ洗顔やせっけん、歯磨き粉に入っているツブツブ(マイクロビーズ)が製造禁止になり、その1年後の2018年6月には販売が全面禁止になります。アメリカの決定によって他の国々もこれに続くでしょう。日本でもすでに資生堂は2年前からマイクロビーズの使用を中止しています。近いうちに衣服などに使用されているマイクロファイバーも同様の措置が取られるはずです。魚介類を好んで食べる我々日本人にとって、目に見えない大きさの物質による脅威はすぐには自覚できません。ですがこのまま放置していれば確実に数年、数十年後に体を蝕まれる要因と成り得ます。防止するにはマイクロビーズの製造自体をストップするしか対策はありません。1日も早く全世界で製造、使用が中止される事を願うばかりです。